滝上町 ホテル渓谷 木質バイオマス活用プロジェクト

J-VER削減(木質バイオマス) 滝上町

滝上町は北海道の北東、北見山脈の中にあって三方を山に囲まれ、オホーツク地方の北西部に位置する自然豊かな町です。町の自然やそこに生きる人々を童話の舞台に捉え、人いきいき・町わくわく「童話村」たきのうえをコンセプトとしたまちづくりを進めています。森林面積は690.3k㎡で、町の総面積の90%を占める森林資源に恵まれた町です。そのうち町有林が26.6k㎡を占め、SGEC森林認証の取得等、自然と人との共生を目指した森林づくりを推進しています。

本プロジェクトでは、滝上町の公共施設である「たきのうえホテル渓谷」に木質チップを燃料とするチップボイラー導入し、化石燃料から脱却したエネルギー利用を促進し、CO2削減を図ることで地球温暖化防止に寄与します。

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■プロジェクト
種類 木質バイオマス
場所 滝上町(ホテル渓谷)
クレジット発行量 491t-CO2
保有クレジット残高
(2023.3.1現在)
320t-CO2
■キーワード
チップボイラー
木質バイオマス
未利用資源の活用
熱源利用
林地残材
■プロジェクト内容

町内の公共施設である「たきのうえホテル渓谷」に木質チップを燃料とするチップボイラーを導入して化石燃料から脱却したエネルギー利用を促進し、二酸化炭素排出量を低減させることで地球温暖化防止に寄与します。

これまで重油ボイラー2基を主熱源として利用していましたが、これらを木質チップボイラー1基に変換することで、カーボンニュートラルな木質資源燃料の利用割合が増加し、化石燃料(重油)の使用量を低減させることで二酸化炭素排出量が削減されると考えています。また、燃料として使用される木質チップは町内の森林から算出されており、地域の木質資源の循環による林業・林産業の活性化の一助にもなっています。

最終的には地域の未利用資源を有効活用することで得られたクレジットで、間伐や植栽などの森林整備を促進することを目指します。

■イメージ図/写真

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