美幌町 峠の湯びほろ木質バイオマスボイラー活用プロジェクト

J-VER削減(木質バイオマス) 美幌町

美幌町はオホーツク管内の南東部に位置する面積438.4k㎡の町です。町域の大半は、緩傾斜地または平坦地で険しい山が無く、東南部の山並みには雄大な美幌峠が一大景観を呈しています。FSC森林認証を取得し「資源活用循環型森林経営」・「低炭素なまちづくり」を柱に、地材地消を前提に町内循環型森林経営を目指しており、植林から保育整備・林地残材利用消費と林業の地域内循環を進めています。

本プロジェクトでは、美幌町内の公共施設の中で、化石燃料を最も多く消費している公共の温泉施設「峠の湯びほろ」に木質チップボイラーを導入し、CO2削減を図るとともに地球温暖化対策の普及啓発に寄与します。

↑クリックすると地図が表示します

■プロジェクト
種類 木質バイオマス
場所 美幌町字都橋40番地の1
クレジット発行量 330t-CO2
保有クレジット残高
(2024.3.1現在)
228t-CO2
■キーワード
美幌町低炭素な町づくり
〜美幌温泉峠の湯びほろ
木質バイオマスボイラー活用事業〜
■プロジェクト内容

美幌町内の公共施設の中で、化石燃料を最も多く消費している公共の温泉施設「峠の湯びほろ」に木質チップボイラーを導入し、二酸化炭素の削減を図るとともに地球温暖化対策の普及啓発を図ります。プロジェクト実施前は、峠の湯びほろでは温泉の加温、施設の給湯・暖房にA重油梵ボイラーにより、A重油を使用しており、プロジェクトで使用する林地残材は、美幌町内の森林の間伐により発生する材で林内に放置されていました。

峠の湯びほろに重油梵ボイラーに替えて、新たに木質バイオマスボイラーを導入し、ボイラーの燃料をこれまでのA重油から、美幌町内の森林における林地残材及び地域内の間伐材を原料とする木質チップに代替することでCO2排出量を削減するものです。

■イメージ図/写真

«